いばら姫






「 アズの…知り合い…ですか?」


ジョンは
麻袋と木箱を引っ張って来て席を作り
湯気の立つ鍋からスープをすくって
目を見開いたままの俺に
青いマグカップを渡した





「 会った事はナイヨ

――― でもボクは知ってる

ボクね…昔、
…Mr.イケカミの荷物、
この街で 盗んだんだヨ ―― 」