いばら姫






俺もその言葉に続いた


「…多分
―― 0501は、501の事です…

アズ、
普段ジーンズばかりで
501しか履かないから… 」



「―― 岡田君 よく… 知ってるね? 」


早河さんが、目を見開く




「……"タイムマシーン"は

俺が小さい時に…
運動会とか親来なくて…

その話した時思った事を歌にしたって…」




吉田さんは 『 ほお 』と一言呟き


「…ん〜 じゃあこれは
『Azurite』側からの、
しかも岡田と彼女の事情を
よく知ってる人間が知らせて来た、
と判断して良いのか? 」




「―… 灰谷だと思います 」



早河さんは
駅前の人通りを黙って見詰めている



「…じゃあ、
時間になったら、中央公園行って
待機でもしてみる?

早河は帰っていいよ
―― 俺、戦闘力ゼロに等しいけど 」



「 いや
吉田さんも来たら駄目です

… これは俺の問題ですから 」



「ん〜… そうは言っても
俺はジョンに
『 弟を頼む 』って言われてるし

ここで放って帰ったなんて言ったら
あの太い腕で、首絞められちまうよ 」



「 そんな事言ってるんですか 」


「…笑い事じゃないよ
本気も本気

んじゃとりあえず、車から降りよう

早河、ありがとな
これで帰りにガス入れて帰 」





「―― 二人が思ってる
中央公園で待っていても
多分誰も来ませんよ 」



「… え ? 」




「…何それ 中央公園って、
どっか別の場所にもあんの? 」