いばら姫




左に病室が続いていて、
ナースステーション
その目の前に、エレベーター


「看護士さんいる所…どうやって行く?
入口出るならあそこ通らんと」


「 下には降りない 上行く 」


「上?! 」



「 階段ある 右に行こう 」





――― 手摺りと
西の手を借りて、
自分達の足音しかしない階段を
ゆっくりと昇った


汗が吹き出て来て、額を拭う