いばら姫



『 いいのか?
なんか手書きの手紙も
一枚入ってたからさ 』



―――― 手紙 ?



「…… どんな手紙…? 」


『 あ〜 手紙っつっても
メモ書きみたいな小さな紙でさ

グシャグシャなプリントに
押し込められて
封筒の底に入ってて…

もしかして見てないのか? 』



「…… 見てない 」


『読むぞ? え〜と…

" 貴殿の、作品、

−魚が空に憧れて、
どんどん周りの枝や葉をくっつけて
冒険に出るくだり、
とても、エキサイティングで

興味、深く見させて頂き
一票、入れさせてもらいました

これでハッピーエンドだったなら
結果はもっと、
違ったものになったでしょう
非常に、残念です

もし宜しければ、ご連絡下さい

じょ? うん

ジョンブルレイカー より "』





「―― は ? 」


『…ってさ、英語で書いてある』


「西、お前 英語ニガテだべな!!
翻訳でもしたのか?!」



『 アズライトさんに、教えて貰った 』





――――――…… な…


「 おい!!アズ、
もしかしてそこに居るのか?!」


『 いるよ〜 変わるすけ 』