「あるよ
…だって彼らは患者さんだから」
「 でも……!! 」
「そうやって行くうちに
世間にも知られて来てね
メディアに広まると
一気に認知度が上がる
昨年認可が下りて
保険が利くようになった
もう魔法なんかじゃない
世界中の患者さんに
そのお薬を使って貰えてるんだよ」
「 ……… 」
「というか…
岡田くん 肩、ケガしたの?」
「…え
昔 脱臼してから、たまに痛… 」
「何かずっと庇って動いてるから…
よければ看ようか?湿布あるよ 」
よければと言う割には
もう俺の肩を掴んでいて
視線は手元
"ついでだから"と
聴診器まであててくれた


