「…あら 顔色変わったじゃない
アンタ達
まだまだ甘いわねぇ…
青山クンに聞いた時は
顔色変わんなかったし…
知らないっぽかったから
あんまり調べる必要もないかな〜って
思ってたんだけど…
アンタ達の顔で。
わかっちゃった〜。
やっぱりホントなんだ…
……あの小娘の死んだ母親って
相当の阿婆―――」
―――― 俺は
本気で頭に来てしまって
目の前の女の顔に
平手打ちをしてしまった
床に倒れて頬を抑え
乱れた髪の下から
信じられないと言った表情で
俺を見ている
「…亡くなった人の悪口言うのは
最低の人間のやる事だ… 」
――― 何か言い返そうとしていたらしいが
俺がこの台詞を言ったら
女は黙って
不服そうに、横を向いた
――――――だけど
「……許さないわよ……
本当に全部バラしてやるから!!!」
――― そして俺の携帯に
久しぶりの着信


