しばらくハグしてた。

久しぶりと思う秋斗のぬくもりはあったかくて…

とても居心地がいいものだった。
ちょっと離れて、あたし達はcherryを出た。




「ごめんね……秋斗…」


「なんのごめんね?」


秋斗は繋いだ手を引っ張り向き合うようにする。

あたしは秋斗に信じてもらえなった。

でも、あたしもどこか疑ってた。

あたしだけが悪いの?



「ねぇ。」


「秋斗を困らせて…でもあたし秋斗に信じてほしかった………」


これがあたしの本音。

お願い疑わないで…あたしのこと信じて。




「ごめん……」




あたしは涙があふれた。

隠したいからかは分からない。



あたしは秋斗の胸によりかかった。