そりゃあ樹があたしのことを好きなわけじゃないんだから、興味を持つことはありえないこと。
そんなの分かってるつもりなのに、どうしても期待してしまう。
その期待はいつも裏切られて、今まで1人で傷ついてきた。
1人で………夜泣いたこともあった。
最近はずっと片想いをして免疫がついたからか、少しのことでは泣かなくなった。
だけど………辛いときはやっぱり辛い。
次の日の日曜日。
家でただ普通に過ごしているだけだと、樹とか拓海くんのことで考えちゃいそうだったから、1日ずっと部屋の掃除をしてた。
白の本棚を整理していると………小さいときのアルバムが出てきた。
幼稚園時代のアルバムらしくて、紫音や樹との写真が多かった。
あたしが真ん中で、右手で紫音と手を繋いで、左手で樹と手を繋いでる写真があった。
昔は何の意味もなく、当たり前のように手を繋いでたあたしたち。
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