「で、話って何なんだよ。俺がいない方がいいんだったらどっか行くけど」
赤髪の冷めた声が聞こえて、樹と拓海くんはハンバーガーを食べていた手を止めた。
「あぁ、ごめんごめん。別に聞かれたくない話じゃねぇしいていいよ。な?樹」
「あぁ」
赤髪の人も何の話なのか知らないんだ。
てっきり拓海くんがあたしに話があって、樹も赤髪も話の内容は知ってるのかと思った。
けど違うらしくて、樹もどうやら、あたしに話があるらしい。
話があるって言われてから10分しか経ってないのに、
あたしは飲み物しか買ってないから、だから暇で話が何なのか気になって仕方がない。
「突然だから………びっくりしないでね?」
拓海くんは自分のジュースを一口飲んだ後、真剣な口調でそう言った。
「う、うん」
だから緊張してきちゃって、いったい何を話すんだろうって更に気になってきちゃった。
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