「あ、大丈夫!やらしい事なんかしないから!」




 分かってるし・・・。じゃなくてやらしい事って何だよ!
 とりあえず言われたまま座る。




 「何処が痛い??」




 「何処って・・・何処も痛くないけど??」




 「えっ!!」




 あいつが、ポカーンとして、口をあけている。実際何処も痛くないのはホント。




 「ご、ごめんね・・・?せっかくここまで運んできてくれたのに・・・重たかったよね・・・」




 素直にあやまっとこう。




 「いっ、いや、重たくなかったし!ちょー軽かった!!何kg?って言うぐらい」




 なんか、ドモってる。また、あいつ・・・いや、こいつの謎が増えた。














 「あ、あのさ・・・」









 “チョコ食べる?”