パーティーホールから出てフロントへ向かう。


部屋ひとつと言っただけで部屋のキーをもらった。


ひとつって…一緒にいるの!?


「隼人!!でも美夏とか爽とか何も知らないし…。」


「始めからそのつもりだったから連絡してある。」


あせる白に淡々とした口調の隼人。白のあせりも分かっているけど知らないフリ。


あっというまに部屋に着いた。


「隼人!!ココ…VIPのスイートルーム…。」


ついた部屋はココのホテルで最上級のスイートルーム。しかもVIP(お金持ちの会員)のみの部屋。


「べつに平気だ。」