白という名の桜の美少女は、中島ゆうりのとなりにあった椅子に座ってはなし始める。


「え…えっと。」


あの子にあえた。なんか、うれしい。


単純にそう思って、あまり言葉がでてこない。そうやって詰まっていると声を投げかけられた。


「話まだあるんですか?」


黄昏隼人だ。ギロリとこっちを睨んでくる。


「…えっと、書き始めてください…。」


こわい。コワイ。コワイ。怖い。なんだよ、あの目すごく怖いんだけど!俺怒られることした?ってか嫌われてる?


身を縮めながら、やっとで言葉をだす。生徒たちはおしゃべりをしながら書き始めた。