その次の日の日曜は、ひたすら放心。

親友になんかめちゃくちゃ怒鳴られた記憶があるけど、ほとんど上の空。


……わかってるよ。

わかってるよ……───。


月曜────。


ズキズキ痛む頭を抱えて、学校へと向かう。


今日は、朝練の日だから……。


先輩はサッカー部の3年レギュラー。

私は2年マネージャー。


先輩に彼女が出来たって構わない。

想うのは自由だ。

少しでも、先輩のそばにいたい──。


それが、私がこの2日間で出した答えだった。