「映画だけじゃなくて...」 「るいと...いっしょに行くことにも...いみはあるのに...」 もはや泣きそうだ。 あぁ...こうなっては断る方が面倒だ。 仕方ない。 「わかった。映画いこっか」 「ほんとー!?」 目に涙をためながらも、何か希望でも見出だしたかの様な目。 はぁ...不幸だ。 「うん 少しはその映画に興味がわいてきたし」 真っ赤な嘘。 興味などわくはずもない