不良1は、真っ赤な顔になって怒ってるのか恥ずかしいのかプルプル奮えていた。

ケバ女2「テメッ……なめてんぢゃねーぞ!!!!」

不良1「女だからって下手にでてりゃ調子乗りやがって、ふざけんな!!」



ガッシャ-ン



そんな音と共に私達の机が不良1に蹴り飛ばされた。


…………はっ????


不良2「この机みたいになりたくなかったら……ついて来てくれるよね?」



赤いカーペットの上には、さっきまで食べていた物がグチャグチャになって、落ちていた。


それを見た私は、一瞬放心。


―――――プチ


そして静かにキレた。


莉「………望華??」



それにいち早くきずいた莉亜が、私の名前を呼ぶ。



ケバ女2「おい!きいてんのかよ!!」

不良1「さっさと来いっつってんだろ!?」


そう言いながら私の髪を掴もうとする。


バシンッ


しかしその手を私は叩き、ユラユラと立ち上がった。