1/2 〜危険なベターハーフ〜



「さっきから浅野さんってば
あぁしか言ってないっ。
千早と話して下さいよぉ」

「あぁ…悪いな」

話す要素も話題も気力も
残念ながら持ち合わせていないもんで。


「もぅっ。ちゃんとご飯は食べたんですか?あ、良かったら浅野さんのお家にご飯作りに行きますよ?」


「いい…あるから」



ちぃが作ったお粥が。


「誰かお見舞いに来たんですか?千早より先に」

「お粥作ってくれたよ」



…激マズだけど。

でも悪くない。




「美羽ですか?」


「いや?」

彼女は家すら知らない。


「美羽なんでしょう?」



.