1/2 〜危険なベターハーフ〜



躯は隣にいても
心はずっとドームに。

知らないのは俺だったんだ。



決定打を打ったのも
俺だったんだ。



「浅野、
本当にお前の女じゃないな?
いいんだな、近付いても?!」

「彼女じゃないよ」

彼女にしたいけど。
彼女にはなってくれない。


きっと。



視線の先には何年も前から
桜井が陣取っていたんだ。

数ヶ月で振り向かせる
自信は俺にはないよ。




桜井のバットみたいに
魔法がかけられる訳じゃない。



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