1/2 〜危険なベターハーフ〜



「あー…悪いけど俺、
他人の女に手を出すほど
身体余ってないからな?」

「んもう、
わかってますって!

ただ、浅野さんみたいに
ポンポン何でも話せて、
悩み言える相手が
彼だったらいいなって
チラッと思っただけです!」



だけ、に
力を込められたのが
腹が立つんだけど。

まぁ、いいや。



「相変わらず、強がりが」

「浅野さんとこのhoneyだって、強がりじゃないんですか?」

「う、うるせーよ」


否定出来ないのが痛い。

みぃは寂しがり屋で
泣き虫なくせに
すぐ大丈夫、と言う。


目に出てんのに
いつも「大丈夫」だ。



俺に甘えるすべを
忘れてしまったかのように。

いつでも大歓迎なのに。


あいつ一人くらい
幾らでも抱えられる。

帰る場所がココだって
ちゃんと教えたのに。


いつでも躊躇うんだ。



離れやしないかって…



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