1/2 〜危険なベターハーフ〜



「朝ご飯は?
ちゃんと食ってないんだろ?」

ヨーグルト、って
信じられない答えが返ってきた。


消え入りそうな声。



思わず額に掌を寄せる。

「熱はあんまないのか…」

うん、と視線をようやく俺と合わせたちぃの表情は少し怯えていた。



「怒ってないから、
心配くらいはさせろ」

「…うん…」

ごめんなさい、
と呟く細くて弱い声。


「ごめんなさいばっかり使うんじゃねぇよ、こういう時は、ありがとう、だろ」

ちぃの小さな指先を握る。



相変わらず冷たくて
守らなくてはならない、

…この手…



「いつから食えない?」

「2日くらい前から…」


俺が気付いてないのか…

「食えないのは全部?」

「量が食べたくなくて…」


握る指先に力が入る。

見過ごしてきたこと。
知らなかったこと。

見ようとしなかったこと。



抱えていた不安…



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