1/2 〜危険なベターハーフ〜



「ちぃはさ、指輪欲しい?」


まだ頬を赤らめた
ちぃの頬を撫でて訊く。

なんか、
サプライズなんかなくても
ちぃなら受け入れてくれる。


そんな気がした。



「うん…?」

「俺はやりてぇけど、
自分で選びたいだろ?」


でも、いいの?
指輪って高いんだよ

と、心配そうに見上げる。



「いいけど?

それでちぃが
少しでも不安になったり
淋しくなくなるなら、
俺は構わないよ?」



それでちぃが
幸せになるのなら。

涙を拭える何かになれば。


紗雪ちゃんの涙は
拭ってやれないけど、
ちぃの涙なら

拭ってやれるから…



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