1/2 〜危険なベターハーフ〜



この小さくて平たい手が
俺を護ろうとしてんのか。



「どうしたの?」

「…ちっせぇな…」


ちぃの細くて短い指。

家事がしやすいように
短く整えられた爪。



この指にいつか
俺の指輪が収まるのか。



「どうしたのってば!」

「怒るところかよ?」

「だって、紘ちゃん…」


何も言わせないように
怒ったちぃの唇を塞いだ。



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