1/2 〜危険なベターハーフ〜



「何かあったら、
何でもちゃんと話して?
そのために…
隣にいるんでしょ?」


表情はわからない。

ただ、
母親のような
柔らかいトーンだった。

この小さな狭い肩で
俺を背負おうとしている。



それだけはわかった。



「ちぃ、手貸して」

「うん?」

「じゃなくて左手」


不器用に差し出された手。



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