「うん?紘ちゃん?」 止まったままの俺に そうっと抱きついてきた。 ちぃの香りが鼻をくすぐる。 気がついた時には 俺の腕がちぃを きつく抱き寄せていた。 「ただいま…」 言える相手がいる幸せ。 「うん、おかえり」 帰ってくると 部屋が明るい幸せ。 当たり前なんかじゃなく。 彼女がいるから… .