1/2 〜危険なベターハーフ〜



「何が欲しいんだ?」

「…ゆ…指輪…」



途端に真っ赤になった頬。


そういうところは
クールビューティじゃねぇのな。

可愛いけど。



「ブランドとかの?」

「…うん…」

「指のサイズとか
彼氏は判ってるのか?」



首を横に振った。

目をきゅっと瞑り、
悲しみを眉間に寄せて。



「だいたい、
判るじゃないですか?

彼女の薬指の太さと、
自分の指の太さをさり気なく
比較しておく、とか」



そういうところは
彼氏にはないらしい。


気持ちを知らないだけなのか。

知らない振りなのか…



気付くだろうな、普通。



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