1/2 〜危険なベターハーフ〜



俺がどう言えば…

美羽ちゃんを
ここに引き戻せる?

俺の言葉でも
心に響くだろうか…



書類の説明をしながら、
視線は下を向いたまま。

意を決してつぶやいた。



「…美羽ちゃんがちゃんと
帰ってきてくれないと
仕事が捗らなくて…

俺が困るんだからね…?」


仕事が捗らないのは、
君がいないから。

あのはじけるような笑顔の
美羽ちゃんがいないから。


わからないなら
一生懸命聞きにくる、

可愛い部下がいないから。



「…しっかり休んでからでいい…
僕の下に帰ってきてくれよ?
やってもらいたいこと、
まだまだたくさんあるんだから」



君がいてくれて
本当に良かったと思ってる。

きっと、
帰ってきてくれるんだろう…?



桜井美羽になっても。



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