1/2 〜危険なベターハーフ〜



「おはよう…
ついでたからかまわないよ」

実際、
桜井のマンションはそれほど
離れていなかった。


俺なんかが住めない、
閑静な住宅街には
間違いなかったが。


「帰りは紗雪ちゃんがついててくれることになってるから。素直に甘えていてくれ」


「ありがとうございます…」


助手席に乗ればいいのに、と言う俺に浅野さんて目立つんですもんと拒否された。

よく考えると、
上司の助手席に後輩が乗っているのを見られたら、何を言われるか判ったもんじゃなかった。


ルームミラー越しに、
美羽ちゃんを見やると、
やっぱり痩せたような気がする。



…紗雪ちゃんに見てもらうしかなさそうだな…



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