痛くしたのは俺だから。

気持ち良すぎて、
加減が出来なかった、
俺がバカだったから。


バカなりに、
何かしたかった。

それだけ。



「紘ちゃんの手…温かいね…」

痛いはずなのに、
それでも笑ってくれる。


そんなちぃの唇に、
触れるだけのキスをした。

ちょっとだけ感謝を込めて。



こんなに紅い痕残したのに、
微笑んでくれる。



俺だけの天使。



これからも守れますように。





傍にいてくれるように…



.