1/2 〜危険なベターハーフ〜



ちぃの柔らかい髪がふわりと揺れて、ソファーに波を打って広がる。

長い睫が小刻みに揺れて、
真っ白な肌が微かに赤みを帯びる。


薄く開いた唇は何かを言いたげに開いては、俺の視界から外れない。


「―…ちぃ…」



吸い込まれる。



女には多少慣れてるはずなのに。

ちぃの視線が俺と絡まると、
言葉が何も言えなくなる。



いっぱいいっぱいな表情を浮かべたちぃの頬に、そっと右手を添える。

もうちぃの肌は熱くなっていて、体温が上がっていくのを感じていた。





躊躇いがちに唇を寄せ、
次第に頬から耳、
首筋へと移動していく。



何かに導かれるように。



静かな室内に、
ふたりの荒い呼吸音だけが響く。

それを感じる余裕がないほど、
ちぃの身体に夢中になっていた。



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