「美羽ちゃんと同じで、
不器用な女の子だよ」
俺はそんな紗雪ちゃんだから、
二人を部下に持って幸せだと思うんだ。
これからどんな風になるのか楽しみなんだ。
きっと、美羽ちゃんに負けないくらい幸せになるに違いない。
「ねー、聞いてる?」
むにっ。
気がつくと、ちぃの指が俺の左頬をつねっていた。
「もー、やっぱり聞いてない。
あたしといる時は、
ちゃんとあたしに集中してよ」
拗ねた顔しながら、
睨みつけるような眼差し。
…紗雪ちゃんに心配してんのか。
一人前に、
ヤキモチなんか妬きやがって。
それ、
普通にうれしいんだけど。
わかってねぇんだよなぁ。
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