1/2 〜危険なベターハーフ〜



「美羽ちゃんと同じで、
不器用な女の子だよ」


俺はそんな紗雪ちゃんだから、
二人を部下に持って幸せだと思うんだ。

これからどんな風になるのか楽しみなんだ。


きっと、美羽ちゃんに負けないくらい幸せになるに違いない。



「ねー、聞いてる?」



むにっ。



気がつくと、ちぃの指が俺の左頬をつねっていた。



「もー、やっぱり聞いてない。
あたしといる時は、
ちゃんとあたしに集中してよ」

拗ねた顔しながら、
睨みつけるような眼差し。



…紗雪ちゃんに心配してんのか。


一人前に、
ヤキモチなんか妬きやがって。



それ、
普通にうれしいんだけど。



わかってねぇんだよなぁ。



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