「あ―…紗雪ちゃんに聞いた」 俺が判るはずがない。 いつもちぃに連れられて行くケーキ屋でも、ひとくち貰うだけだ。 そんな俺にちぃのために 甘いものを探す気力すらない。 「紗雪ちゃんて誰?」 「美羽ちゃんの同期で、 親友でしっかりした子」 美羽ちゃんと比べると、 どうしても大人びて見える彼女。 .