1/2 〜危険なベターハーフ〜



少しでも離れまいと、首にしっかりと巻き付いたままの腕が愛おしい。




ケーキなんか買いに行ってる場合じゃなかった。


ちょっとでも早く、
帰ってきてやるべきだった。

少しでも話をして、
眼を見てやるべきだった。



何もかも置き去りにして…






「会いたかったよぉ…!」





声が聞こえて安心したのか、
腕に力が込められた。



ちょっとは元気あんのか。



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