「紘ちゃん…」 掠れた声。 …この声だ。 この声が聴きたかったんだ。 「部屋に入ろう? 身体暖めてやるから」 座り込んだちぃを抱き上げて、 玄関に運び込んだ。 なんだかちぃがぐったりしてた。 本当に風邪を引いているのかもしれない。 何かが起きたのかもしれない。 最近かまえていないから、 何が起きているのかも判らない。 何てことしてたんだ、俺! .