1/2 〜危険なベターハーフ〜



思わず眼を見つめたまま
柄にもなく固まった俺。


しょうもねぇ…


テーブルの上に色とりどりのケーキが並ぶと、さっきまでの紅い眼が嘘みたいに嬉しそうな笑みを浮かべている。


「んーっ(*´д`*)」

悲鳴に近い言葉にならない
かわいい声を聞きながら、
美羽ちゃんと同じく
アップルティーの香りを
ゆっくり楽しんでいた。

この仄かに漂う林檎の甘い香りが、俺には美羽ちゃんを連想させるからだ。


「そう言えば…」



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