思わず眼を見つめたまま 柄にもなく固まった俺。 しょうもねぇ… テーブルの上に色とりどりのケーキが並ぶと、さっきまでの紅い眼が嘘みたいに嬉しそうな笑みを浮かべている。 「んーっ(*´д`*)」 悲鳴に近い言葉にならない かわいい声を聞きながら、 美羽ちゃんと同じく アップルティーの香りを ゆっくり楽しんでいた。 この仄かに漂う林檎の甘い香りが、俺には美羽ちゃんを連想させるからだ。 「そう言えば…」 .