「崇志…?」 俺が傍で護るから、と伝えられた美羽ちゃんは、凄く幸せそうな顔をしてた。 花が綻ぶような、 甘さも漂わせながら。 「紘ちゃんもあたしの傍にちゃんといてくれる?」 ちゃんと、あたしも言われたい。 何度だって。 「――そんな当たり前のこと、 訊いておきたいの?」 それでもいいの。 当たり前の幸せが、 やっぱり欲しいから。 「今まで通り、離してやんねぇから覚悟しとけよ」 そんな幸せなら、 幾らでも覚悟出来るよ。 きっと、あなたなら。 .