1/2 〜危険なベターハーフ〜



「ちぃ…?」


いつの間にか、
目の前に紘ちゃんの顔が
迫ってきていた。


え?何…??


「熱はないみたいだな…」

額に紘ちゃんの額がくっついた。


ぼうっとしてて…、

紘ちゃんとのこと
思い出しては考えて、
話を聞いてなかったから…



心配してくれたの?



「桜井が姫を攫う日は近いな…」

攫う?
どこから?


姫??


「美羽ちゃんを側に置きたくて同棲させるのが、俺の目に見えてんだよ」

ふうん…

それくらい、
素敵なひとなんだ。


自分のことなんか
どうでもよくなっちゃうくらい。



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