1/2 〜危険なベターハーフ〜



「紹介なんかしなければ…
…俺の未来だって…
変わったかもしれないのに…!」


切ない叫びだった。


僅かに涙の音が聞こえた。

抱き締められながら、
あたしは何も言えなかった。


この長い腕は、
あたしを抱き締めてるんじゃない。

抱き締めたかった、
美羽ちゃんを抱いてる。



あたしなんかじゃない。


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