1/2 〜危険なベターハーフ〜



パン屋と併設された、
雰囲気が穏やかなお店に
入るなり、彼女の眼が輝いた。



「あ…美味しそう…」



彼女の口許が緩む。

長い睫毛を揺らして、
真剣な眼の色をして
ショーウインドウを
抱えるように覗き込んでいる。

そんな姿さえ可愛い。



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