素早く左折し、 滑り込むように駐車すると、 美羽ちゃんはきょとんとした表情を俺に預けた。 「さ、着いたよ。降りて」 一足早く扉を開けて 外から身を乗り出すように 美羽ちゃんの顔を覗き込んだ。 相変わらず、 俺のかわいい姫君は うさぎみたいな紅い瞳。 .