「いつから知ってた…?」
何も知らない振りを、
ずっとしてくれていたのか。
「美羽が体調を崩した時、
本当に好きなのかもって…」
本当に…?
「本当にってどういう…?」
からかったつもりはない。
美羽ちゃんを見つめてきたのは
間違いないことだ。
ただ、
そこにちぃも見てきたけど。
「浅野さんは美羽のことを
よく気にかけてくれるから、
妹のように心配してると
思ってたんです…」
カフェオレをたまにご馳走
したりもしてたけど、
それは千早にもしていたこと。
コミュニケーションの
ひとつのつもりでいたし。
「美羽が体調を崩した時の、
あの慌て方を見た時に
妹以上なのかなって…」
確かに、あれは堪えた。
ボロボロだった彼女が
見ていられなかったんだ。
だから桜井とも引き合わせた。
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