1/2 〜危険なベターハーフ〜



クーラーの効いた休憩所に、
テレビを焦点の合わない眼で
見つめている背中を見つけた。


千早だった。


「良かった、いて…」


俺の声にビクッとして、
恐る恐る振り返った。


「浅野さん…休日出勤のご予定でしたっけ?」

「いや…千早ちゃんに会いに来たんだよ」


返ってきた俺の言葉に、
全てを察したような表情を浮かべていた。


「これ、ありがとう」


ちぃから受け取った、
千早からの包みを見せた。

手の込んだ、
誕生日プレゼント。



だけど、
手段を千早は間違えている。



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