「知らない女からプレゼントなんて、貰って欲しくないんじゃないのか?」 ヤキモチを妬かれるのは くすぐったいような、 照れくさいような。 だから、嬉しかったりもした。 「貰って欲しくないけど、 気持ちを捨てたりしないで?」 千早の気持ち。 千早の不器用なこころ。 それには罪がない。 わかった、と言って リボンをゆっくりほどいた。 綺麗な包みの中から現れたのは、ネクタイだった。 「これは…」 小さなカードが そっと添えられていた。 .