1/2 〜危険なベターハーフ〜



「…頼むから…もうちょっとだけこのまま寝かせてくれ…」


寝起きの掠れた声で、
驚いて振り返った。

桜井が俺の声で起きていた。



助かった。



「わりぃけど、ちょっと出掛けてきていいか?好きなだけ寝てていいから、お前に留守頼みたい」

ちぃも連れて行く。

それが俺の決断だった。


「いいけど…」


了解と言わんばかりに、掌を振ってそのまま寝息を立て始めた。



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