1/2 〜危険なベターハーフ〜



「わかんないけど、返す。
押しつけるようにして
走って行ったから…」


不器用な千早のキスが
頭の中を過ぎった。

精一杯の彼女の気持ち。

捨て身過ぎる、気持ち。



「明日、返すよ」


中身は何かはわからない。
ただ受け取る訳にはいかない。



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