1/2 〜危険なベターハーフ〜



小さな掌だった。

大人になってからは、
手を繋いだことがなかった。


触れてはいけない、
領域のような気がしていた。

でも、今は違う。



目を逸らさずに、
向き合うべき相手は
初めから隣にいた。

「ちゃんと、好きだから」


簡単な言葉さえ
言えなかったけど。

護りたい姫だから。



.