「じゃあ…安心して頼む」 どんな娘なんだ?と 桜井に突っ込まれた。 だけど、 うまく言えない。 言葉が足りない。 「じゃあ、今から浅野の家行けばいるんだろ?」 「多分…」 妙な自信があった。 ちぃは最近、俺の部屋の前で待つ癖があった。 合い鍵は要らないと言うくせに、俺を待ちたがった。 「ちゃんと、浅野が前に進んでいるのをこの眼で見たいんだ」 「保証はしねぇぞ」 わかった、と 苦笑する桜井を連れて、 自宅へと向かった。 .