1/2 〜危険なベターハーフ〜



「あたしの眼、ちゃんと見て?」

ちぃの紅葉みたいな
小さな両の掌が、
強引に俺の頬を包み込んだ。

「…ど…どうした?」

中学生のガキみたいに
口ごもる俺の視線を掴み、
まるで年上の女みたいに
鮮やかに微笑む。


その仕草にぞくっとした。



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