出来るだけ優しい声色で。 美羽ちゃんが俺だけは 怖がらないように… そっと。 躊躇いがちに髪に触れた。 「ちょっと外に出よう… 美羽ちゃんに付き合って 欲しい場所があるんだ」 場所なんかどこでもいい。 理由なんかどうでもいい。 美羽ちゃんが救われるなら。 美羽ちゃんがいてくれるなら。 美羽ちゃんが 笑ってくれるなら… .