俺の車の助手席に座る美羽ちゃんの姿勢は凛々しくて、とても倒れてたとは思えなかった。 そんな美羽ちゃんに、 とっておきのプレゼント。 密かにしてたんだ。 美羽ちゃんの家まで送る途中で、 駅の前に立つ人影に クラクションをひとつ。 「どうして…?」 美羽ちゃんが涙声になってる。 声にならなくなった彼女を見つけ一気に表情が緩んだ男がひとり。 そう。 桜井を呼んでたんだ。 .