ちぃが待ってるから 泣かせる訳にはいかない。 これ以上。 ショルダーバッグを肩に掛け、 さっと髪を整えた美羽ちゃんは、 玄関先で待つ俺に慌てて駆け寄った。 なんかうれしい。 待ち合わせしてたみてぇ。 もうこの玄関先に 美羽ちゃんが立つことは ないんだろうけどな。 .