食堂に行くと、庭を眺めながら本当にオムライスを食べている二人を見つけた。 「よぉ オムライスうまいか?」 声に反応して振り向いた美羽ちゃんは、俺と視線が合った瞬間、明らかに動揺していた。 何かあったのか? …そういうことか… チラリと視線が合った美羽ちゃんの瞳は、微かに赤く滲んでいた。 「一緒に食ってもいい? それともいない方が食える?」 出来るだけ声を柔らかくするように努めて、穏やかに訊いてみた。 「いて…ください」 彼女の唇から零れた言葉はかすれていた。 .